All is well

僕らしく、君らしく

はじめのいっぽが次の扉を開く

現状に満足できる人間というのは幸せである、と思う。

或いは、それは、自分がそうなれないからなのかもしれない。

今までの人生において、現状に不満を抱かなかった時期はわずかだ。

目の前には常にあるべき姿、理想と大きく離れた環境があった。

しかしそれに対して100%の努力ができるかといえば、なかなかそうはなれない。

そういうものだ。少なくとも、自分に関しては。

 

小、中、高、大と一通りの学生時代を終えて社会人となった今。

あの時あぁしておけばと思うこともある。

しかしそれらの積み重ねが今の自分だ。

大事なのは今、何をするかということ。

これから何をしていくのかということ。

 

まずは現状把握。

今、どうだろうか。

会社の規模は業界では世界有数の誰もが知る企業だ。

1年目ながら経営に深く関われる部署で働けている。

周りと比べても待遇面で劣ってる所はない。むしろ恵まれすぎている。

それほどガツガツしていない会社だし、このままこの会社にいればまぁそれなりの人生は送れるだろう。

自分自身の学歴はそれほど大したものではないし、そういう面も鑑みれば今の環境はかなりラッキーだといえるだろう。

 

じゃあ今、何が不満なんだろう。

自分の時間が少ないというのは社会人になって最初に思った。

大人はみんなそうなんだから仕方がない、と素直に割り切れない。

それは性格だから仕方がない。

 

もっと学べる仕事をしたいと思う。

今の仕事は世の中の動きや為替や経営についての知識がつく。

それらは非常に大切で有用な知識だろうし、それについては不満はない。

でも、ずっとこの仕事を続けられるだろうか?

月火水木金。毎日7時に家を出て12時間後に家へと帰ってくる。

その生活を40年間続けられるだろうか。

 

少し前に、出張の行きの飛行機でNewsweekを読んだ。

ブロックチェーンの成り立ち、これからどうなっていくかという記事だった。

世界が変わる、と思った。

こういう仕事をしてみたい、と思った。

どうやったらこういう世界に入れるのだろうと調べた結果、今プログラミングの勉強をしている。

 

 

それまでプログラマーという職業に魅力を感じたことはなかった。

勤務時間は長そうだし、IT土方なんてイメージがずっとあった。

でも、知れば知るほどに自分でプログラムを書くという仕事に魅力を感じるようになった。

自分で学べば学ぶほど仕事のスキルにダイレクトに直結するというのも魅力的に思えた。

今の仕事はどれだけ成果を出してもスマートに仕事をしても出世して給料が上がるのは40を超えてからだ。

その時、本当に今の自分の仕事は人間がやっているだろうか?

それに、プログラマーという職業のほうがよっぽど今の自分の働き方より柔軟だ。

 

自分に本当に合う世界って、一体何なんだろう。

それはきっと、誰もが一度は考える。

本当に満足できる世界を構築できる人間はほんのわずかだ。

自分の目標は、永遠にそこにある。

 

しばらくは、今の会社で働きながらpythonの勉強を続けようと思う。

その内にフリーの簡単な仕事からしてみよう。

リスクは最小限に、可能性は最大限に。

自分にとってよりよい世界を創るために努力していきたいと思う。

 

このブログは、その記録のために。

日々の生活のことも織り交ぜて綴っていこうと思う。

 

 

KK